【心のバリアフリー推進員研修 聴覚障害の理解講座を受講して】
アイトラストスタッフが受講している神奈川県委託事業の心のバリアフリー推進員研修。今回は、聴覚障害の理解講座を受講してきました!
講演者は、デフリンピックマウンテンバイク日本代表選手であり日本初の聴覚障害者の薬剤師である早瀬久美さん。
手話通訳付きで手話での講義をしてくださいました。
この講義は本当に素晴らしく、受講者に「行動していこう、自分自身が社会を変えていこう」という気持ちが沸きあがってくるものでした。その中で印象に残ったお話をご紹介します🍀
🍎レストランでのアルバイト高校生のお話🍎
早瀬さんが経験されたお話。
ある日レストランに行くと、アルバイトの高校生の男の子が働いていました。早瀬さんご夫婦は身振り手振りで人数など伝え、席につきました。すると、アルバイトの男の子が満面の笑顔でメニューを手渡してくれました!
しかし…早瀬さんたちはそのメニューを見て「これじゃ注文できないね」と困りました。なぜでしょうか?!
ここで私たちに問いかけます。私もうーんと考えましたが、英語かな?中国語かな?と考えを巡らすもののわかりません。
答えは、「点字のメニュー」でした!
アルバイトの男の子は、早瀬さんご夫婦を見て障害者であることはわかったと思います。しかし、障害者とは目が不自由な人のことは知っていても、耳が不自由な人のことをあまりよく知らなかったのかもしれませんね。
早瀬さんたちは困りつつ、お店の方に自分たちは聴覚障害者なので普通のメニューをお願いしますと伝えたそうです。
それを聞いて、店長から謝罪、男の子は泣き出してしまって。
早瀬さんたちは、「全然気にしてないので大丈夫ですよ」と伝えたそうです。そして、帰り際、高校生がお手紙を持ってきて、謝罪の言葉が書いてあったそうです。
10年後の再会
それから10年後。
街で偶然高校生だった男の子と再会!!
男の子はあの時と同じ満面の笑顔で「お久しぶりです」と手話で話しかけてきてくれて。手話で話を聞くと、あの後福祉系の大学に進み、手話サークルに入り手話を覚え、障害福祉系のお仕事に就いたということです°˖✧
一人の男の子が早瀬さんご夫婦に出逢うことによって、福祉の世界に飛び込んだ。手話を覚えて早瀬さんたちとコミュニケーションを取れるようになった。福祉のお仕事を活き活きとされている。社会を変える一人として、行動したのです。
最初にレストランで早瀬さんたちと出逢ったときに知らなかったことは悪いことじゃない。そこから、感じたことを大切にして、行動していったことが本当に素晴らしいなと思いました。
とても心に響き、生き方・出会いの一つ一つを大切に、行動していきたいと背中を押されたお話でした。きっとお話を聞いていた方々皆さんが同じように感じたのではないでしょうか?!
社会は、一人一人の行動で作られて行きます。
障害の有無に関わらず、人と出逢って、互いに理解し合って、行動していく。
そんな社会を作る一人として、アイトラストスタッフ一人一人も成長していきます!
